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CTS 研究内容に戻る

CTS(Cu-Sn-S)はCZTSからZnがない半導体です.
p型半導体であり,吸収係数が比較的大きく,可視光を
吸収することから太陽電池材料として注目されています.
また,CZTSよりも構成元素が1つ少ないことから,作製が
容易になるのではないかといわれています.
しかし,研究例が少なく未知の部分が多い半導体でもあります.

現在は主に光学特性の観測による基礎物性の研究を行っています.


         
          CTS薄膜ならびにバルク単結晶からの発光スペクトル.CTS系において初めて励起子発光を観測


発表論文
Exciton luminescence from Cu2SnS3 bulk crystals
Appl. Phys. Lett. accept for publication

Donor-acceptor pair recombination luminescence from monoclinic Cu2SnS3 thin film
Appl. Phys. Lett. 107, 032101 (2015)

Preparation of monoclinic Cu2SnS3 single crystal by chemical vapor transport with iodine
Materials Letters 170 (2016) 213-216.